ケニアの前環境副大臣。生物学博士。
MOTTAINAIキャンペーン名誉会長。
ワンガリ・マータイさんは1940年、
ケニアの中部、ニエリの農家に生まれました。
6人兄弟で家は決して裕福ではなく、
他の多くのアフリカ女性と同じように
教育を受けられる環境にありませんでしたが、
兄が両親を説得して学校に通い、
60年に政府留学生に選ばれました。
その後、米ピッツバーグ大学で修士号を取得。
ドイツ留学を経て、71年にナイロビ大学で生物分析学の博士号を取得。
一方でマータイさんは、祖国の貧困や環境破壊に心を痛め、1977年貧しい女性たちと「グリーンベルト運動」という植林活動を開始。
政府の弾圧を受けながらも、運動にはこれまでに延べ10万人が参加し、植えた苗木は4000万本に上ります。
マータイさんは、2002年に国会議員に初当選。
03年には環境副大臣に任命されました。
04年、環境や人権に対する長年の貢献が評価され、
環境分野で初めて、アフリカの女性としても初めて、
ノーベル平和賞を受賞しました。 |